多くの消費者金融で銀行系のグループが多いの何故?

多くの消費者金融で銀行系のグループが多いの何故?

 

消費者金融業界は、大手ではアイフル以外、〇〇銀行のグループに属しています。

 

この謎を本日、解き明かしていきましょう。

 

・過払金が影響

2000年前半に起こった『過払金問題』は消費者金融各社に大きな影響を与えます。

 

それまで29.2%で何十年も営業してきたのに、いきなり『10数%分は違法なので計算し直して、利用者に返しなさい』と言われたのですから、消費者金融の現場は大慌てです。

 

なにせ、
@過払金を返そうにも、利益は毎年株主に配っている

 

A会社の残っているお金を全部出しても、過払金は返せない

 

Bこのままでは倒産してしまう
と言った事態になるからです。

 

・過払金を返す原資を作るために〇〇銀行グループ入りに

消費者金融は過払金を返すための原資を得るために、株式を発行します。

 

その株式を買い取ってくれたのが銀行です。

 

消費者金融は発行した株式で現金を注入してもらい、過払金を返すことができるようになりました。

 

そのかわり大量に株式を銀行が取得したため、それぞれの銀行グループに入ってしてしまう事になります。

 

・〇〇銀行グループ入りは幸せだった

銀行グループに入れなかった消費者金融があります。当時、貸付残高がトップだった武富士です。

 

この会社はかなり悪質な取り立てをしており、銀行側がリスクを嫌ったために、どこの銀行も資本増強に応じてくれませんでした。

 

結局、武富士は敢え無く倒産の憂き目を見ることになったのです。

 

消費者金融が〇〇銀行グループ入りしたのは、過払金の影響なのですね。

 

業界全体としてクリーン化されましたので、銀行グループ入りは多くの消費者金融にとってプラスになったようです。

 
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